観察日記 2012-09-28
久々の歴史チャンネル %ruby です。
少なくとも有史以降で人類が知的に成長したという痕跡は見られません。
平和を願うよりも、武力でお互いに脅し合った方が平和が実現できるってのはここ100年で最も人類が知的に成長した点だと思う
それも割と昔から繰り返している。
ミスると国家総動員しちゃう
動員が楽になったのがポイントなのかしら
一方で、武力均衡による平和というのが継続可能なのかどうかは
均衡が崩れるとねぇ
中国がもうちょっと対等にならないと再検証できないですね。
あんまり検証して欲しくもないけど。
その前に中国は潰れるだろうからそこは大丈夫だろう
潰れはしないけど通貨危機があるはず
そか。
なので、中国がその財政危機の後立ち直れるかがポイントではある
プーチン登場はロシア財政危機の翌年か
ウィーン体制は短く見て40年、長く見ると100年ほど続いた。
ヴェルサイユ体制はドイツ抜きでの勢力均衡という発想がいまいちだったとはいえ20年ほど続いた。
20年は短いかな、そこそこか
でもヴェルサイユ体制は勢力均衡のおかげというよりは一世代分戦争忌避が欧州世論を支配しただけのような気はする。
ドイツ抜きってのがまぁ20年の理由と考えれば短いな
米ソ冷戦は50年くらいでソ連がオワタ。
ロシアに変わっただけだからまだ続いてるよ
インターネットがどれくらい続くのか興味がある
20年は、ヨーロッパ史的に考えると割とマシな方である、
ってのが実は一般的な評価らしい。
なので、20年程度で終わるのが普通であったと考えるべき
平和は続いてるけど、基本的にはアメリカ一極による世界支配である。
手が届きにくいところは結構あるけど、
表立って平和を破壊しようとする国家組織はさすがにそうそうない。
中国くらいしか思いつかんな
ウィーン体制は大変に優れていたと言えるな。
タレーランさんのおかげである。
つまり、ナポレオン戦争の全責任をフランスではなくナポレオン個人のせいにして、
フランスも被害者でしたってことにして、既に存在した対仏大同盟にフランスを参加させる的な外交的アクロバットを達成した。
やっぱり戦争の責任は個人に押しつけないとダメだよな
日本は失敗した
ってのがさっきそださんとやってた話であるが
ヴェルサイユ体制はそれをやらずにドイツを叩きすぎたせいで...
第二次世界大戦後はそれを反省してヒトラーあるいはナチスのせいにした
一方、アメリカや日本はそんな知見なかった
第二次大戦についてはヒトラー及びナチスに全責任をおっかぶせることによってドイツ国民は免罪されたんだよねえ。
日本も一応A級戦犯がその役を担ってくれたはずなんですが、
A級戦犯だといまいち顔が見えなかったんですかね
短期的には東条英機が悪役だったのかな
あんまりにも事実と異なるので当の日本人がそれを受け入れてない。
ちゃんと計画的に物語作って洗脳すれば受け入れられたんじゃないかなぁ
ちなみに日中国交正常化では周恩来がそういうロジックで「全部日本軍国主義が悪かった。だから水に流す」と。
周恩来はちゃんと歴史に学んでいたと。
靖国問題はだから中国側からすると憤慨して当然ではある。
「軍国主義」ってのが曖昧すぎたのかなぁ
朝日新聞あたりを戦犯として処分するべきだったんだよ。
やっぱり放逐しやすいものがいいですよね。究極的には死ねば消える個人がいい
うむ
旭日旗禁止
ぶっちゃけ太平洋戦争自体はいろいろしゃーないとして、
日中戦争の責任者は誰なん。
関東軍?
なのかなあ。
つまり満州事変が発端であり、という立場ですね。
関東軍が悪かったと言われてもぴんとこないぜ
やっぱ個人じゃないとな。
南京攻略戦がわりと転換点だったんじゃ無いかって指摘をさっき見た
張作霖爆殺は河本大作大佐が首謀者であったとされている。
どういう意味合い?
http://zennkikourei.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-6081.html これ
{wakamu} title bot: 日本人は、好戦的民族??: 凡夫のブログ
石原莞爾が戦犯指定を免れたのはおかしすぎる。
というのはともかく、
板垣征四郎が悪いってことでどうかな。
しかしちょっと小物感否めない
ていうか、私利私欲のためじゃないのがよくないね
※板垣征四郎と石原莞爾は、そこに書いてある柳条湖事件の首謀者です。
{unak} ところが12月10日、南京総攻撃が始まる。 日支事変の始まり、そして太平洋戦争の引き金が、ここで引かれたわけだが、この始まりの責任者が、誰なのか、解らない。
なるほどねえ。
まぁ、その辺の3人が中心人物かなぁという気はするが
でもちょっと事実と時間前後がある気がするんだよなあ。
イマイチその辺の流れがいまだにわかってない
トラウトマン工作による和平の方針が御前会議で決定されたのが翌1/11で、
しかしわずか数日後の1/14に近衛内閣は和平交渉打ち切りを閣議決定し、1/16には例の「爾後國民政府ヲ對手トセズ」声明となる。
1938年当りから蒋介石が折れなくなってるんだよな
ああ
やっぱ南京のせいかも。
南京のせいだとすると非常に説得力はある
1937-12-02 蒋介石、トラウトマンに和平条件の基本的受け入れを伝達。
1937-12-13 南京陥落
(日本の世論は強硬論に傾く)
1937-12-21 日本政府、閣議で和平条件に賠償を含める方針を決定
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B7%A5%E4%BD%9C よくまとまってるな
{wakamu} title bot: トラウトマン工作 - Wikipedia
おお、そんなところにちゃんとあったか。
南京陥落させて調子載ったバカが悪い。
まとめると
戦争おっぱじめた軍部は、所定の目標を達成したので、戦争を終わらせようとした。
ところが、あんまり圧勝したので、国民世論と、その世論の上に乗ってる政府が増長した。
軍部は天皇陛下を引っ張り出して御前会議で和平方針を政府に押し付けた。
ところが結局政府はそれを数日でひっくり返してしまった。
... ということになりますね。
近衛氏ね
いや死んだけど。
つまり
国民がアホであり、その国民が選んだ政府もアホでした、ということになるね。
近衛が自分はA級戦犯にならないと期待してたのって信じがたいな。
どう考えても主犯じゃねーか。
「近衞は『世界文化』に、「手記〜平和への努力」を発表し、「支那事変の泥沼化と大東亜戦争の開戦の責任はいずれも軍部にあり、天皇も内閣もお飾りに過ぎなかった」と主張。あわせて自身が軍部の独走を阻止できなかったことは遺憾である、と釈明した。」
まじ死ねばいいのに
戦犯訴追を免れるための言い訳に過ぎない、と断罪できる。
訴追されたら自殺して逃げきった(?)わけだが、
ちゃんと裁かれるべきだったね。
ところで日本は好戦的民族じゃないの。
戦闘民族日本人
軍事政権が700年ほど続いて、その後50年ほどひたすら対外戦争を繰り返して崩壊した。
途中内戦が100年ほどありましたね
朝鮮とかと比べりゃ明らかに好戦的。
一方の中国の平和なこと!
概ね侵略されてる。
いやまあ、江戸幕藩体制が軍事政権というのはかなり嘘が入ってはいるが。
日中国交正常化 における「未来志向」の含意はまぁ日本人はきちんと考えるべきですよね。