「Google Street View について」について

高木さんは、問題点を見つけえぐるという芸風で扇情的なのです。一般人はほえーっとそれを見てればいいんでしょうが、インテリを自称するならば見る側は真の問題点がどこかをまず自分で考えなければいけないわけであって、扇情的だからスルーっていう対応はどうなんだろうねと思いますな。

GSVが「キモいかどうか」という議論には全く興味が無いし、
キモいから規制して良いと考えている人間はマジでキモいと思う 
キモいから自分は使わない、というのは個人の自由であり、
そういう人を非難するつもりはない。他人の自由を規制する理由にはならないので、
キモいから規制して良いという人については非難する。

法律的な立場で議論したい、というのならばこのような「キモイ」という一般人の感覚は切り捨てるべきではなくて、なぜそう感じるかにまで踏み込むべきなんじゃないですかねぇ。なぜかというと、こういった一般人の感覚こそが「適法と違法のマージナルライン」に実際問題として影響しうるから、弁護士じゃーないけどその手の感覚を法律的な言葉に翻訳してあげないといけないのでしょう。
なお、わたしはこの「キモイ」という感覚は、日本において公私の区別が曖昧なところ、Google は GSV で一線を踏み越えてしまったために発生していると思ってます (ので、わたしは GSV に一定否定的)。
シリーズ化する予定もないので一気に結論まで飛躍すると、一定の基準より「私的」な道路はアウトってあたりで落ち着くんでしょうな。(この「私的」な道路は公道のこともある)