Ruby開発者会議20130727

というわけで、Ruby 2.1 に向けて DevelopersMeeting20130727Japan をしたのです。
開発者会議で何をするかというと、RubyKaigi での見世物の通り、みんなが集まって色んなトピックに対してああでもないこうでもないと言い合うわけです。するとあら不思議、チケットで議論していた時はなかなか進まなかった話が、あっという間に reject されます。
また、三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったもので、集まって議論していると保留間違いなしな雰囲気漂うラディカルな提案が、ブレイクスルー的な発想によって合意を得られることがたまにあります。今回で言えば分数リテラルがそうで、1/2r という表記の発想と虚数リテラルへのコンボは会議のハイライトでした。
次回は DevelopersMeeting20130831Japan なので、また大きな進展があるといいなぁ。
まとめ: Ruby 2.1 は電卓がはかどる

追記

ko1: 個人的にはキーワード引数の別名を蹴って binding.local_variable_get(:if) でいける、としたことがハイライト

議事録にも片鱗がありますが、コレに至るまでに色々な案が出ては却下されていき、収束していくスピード感がよかったですね。