Rubyのバージョンについて
前提
Ruby 開発陣がブランチのメンテナンスに割けるリソースは限界がある。具体的には2本 (+trunk) が限界。
現状
1.9.3 と 2.0.0 がメンテナンスされている。年末に 2.1.0 が増える。
利用者のニーズ
- セキュリティ修正のみのブランチが欲しい (debian や heroku など)
- バグ修正のみのブランチが欲しい (普通の開発者)
- バグ修正と軽微な機能追加のみのブランチが欲しい (ちょっと進んだ開発者)
- そこそこ互換性を保ったブランチが欲しい (先進的な開発者)
- 互換性なんてどうでもいいぜヒャッハー (Rubyコミッタ)
現在は、安定版ブランチが 2.、trunk が 5. である。
よくある要望
1. や 3. なブランチが欲しい
想定される返答
金を出すか自分でやってくれ(ただし、一度始めたら数年程度は継続して頂きたい)
はてぶへの返信
gfx: 2 (バグ修正のみのブランチ) をやめて 1(セキュリティ修正のみのブランチ)にするというのはありな気がする
https://www.ruby-lang.org/ja/news/2013/06/27/ruby-2-0-0-p247-is-released/ あたりを参照しつつ考えていただきたいのですが、経験上直らないと一部の人が生きるのがつらいレベルのバグはちらほらあるような記憶があるんですよねぇ。なので、1.+5.はいろいろとつらいんじゃないかなぁ。
アイディアレベルでは1.+3.+5.にしつつ、LTS導入みたいな話もあるんですが、このレベルの議論は皆様もにもお知恵を出していただいて、じっくり考えたいところですね。