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日本語EUCの歴史

EUC-JP の歴史ではないことに注意していただきたい、EUC-JP には (おそらく) JIS X 0212、つまり補助漢字を含んだもの (UI-OSF 日本語環境実装規約 Version 1.1 の AJEC。とは言ってもこれは追認規格だったらしい) のことだろうが、「日本語 EUC」といった場合、その前も含んでいる。というわけで、以下メモ。

1985年に日本語UNIXシステム諮問委員会が設置。メンバーは大学、NTT、富士通、日立、三菱、NEC、沖、東芝AT&T UNIX Pacific。委員長は石田晴久東大教授。

1985年4月、UNIXシステム日本語機能提案書を、AT&T インターナショナル・ジャパンに答申。

「日本語用UNIX 内部コード体系」を定義

1985年にJAE (Japanese Application Environment) 第1版リリース (リリース主体は AT&T UNIX Pacific?)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002717870/

AT&TUNIX System V Release 3 以降の標準リリースや日本語処理パッケージのJAE/JIOという形でUNIXの8ビット化、16ビットコードのサポート、日本語入力機能など、日本語処理には不可欠な問題も、UNIXの国際化の観点から議論され、統一的にサポートされるようになった。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002894948/

1988年5月、AT&T UNIX Pacific が MNLSをリリース。
http://www.cbronline.com/news/att_unix_pacific_offers_supplement_for_multinational_languages

「歴史的には、まず「日本語EUC」の元 (ujis) があって、その工夫を I18N 的枠組に拡張したものが EUC
http://home.jp.freebsd.org/cgi-bin/showmail/FreeBSD-tech-jp/2269

ujis はシグマプロジェクト用の名前 (=ujis/Unixized JIS?)
http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~kono/fj/fj.kanji/567.html

「日本の Linux の黎明期には真鍋氏の手による JE がほぼ唯一の日本語環境であり、それが採用していた "ja_JP.ujis" が事実上の標準のロケール名称であったという歴史的経緯がある」
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Japanese-Locale-Policy.txt

業界としても日本語 EUC における補助漢字への対応を公式に示す必要に迫られ,1991年12月に公開したのが「UI-OSF 共通日本語 EUC」である
http://blog.livedoor.jp/numa2666/archives/50236450.html

UI-OSF 日本語環境実装規約 Version 1.1 1993 年5 月21 日 等で eucJP が用いられる

IANA に登録されている「EUC-JP」はこれ。

http://home.m05.itscom.net/numa/cde/ucs-conv/ucs-conv.html
Unicode との間のコード変換規則として eucJP-ms, eucJP-0201, eucJP-ascii が定義される。
http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/charcode/cp932/eucJP-ms.html

http://www.w3.org/TR/japanese-xml/

MicrosoftのCP51932。
補助漢字対応以前の日本語EUCからG3外字をばっさり切り落とした
http://legacy-encoding.sourceforge.jp/wiki/index.php?cp51932


つまり、わたしが言いたいのは、UNIXシステム日本語機能提案書と、日経エレクトロニクスの記事が読みたいということなのです。

日本語UNIX諮問委員会:UNIX日本語機能提案書, Press Release, 解説“NEレポート, 日本語版Unix の標準案を提案,” 日経エレクトロニクス,No.370,pp.111-113(1985)