続 XHTML Media Types

初めはXHTML1.0として仕様に沿った文書でも、text/htmlとして送信することによりXML文書としての信頼性が失われるのではないか、だとすれば、text/htmlとしてのみ送信されるHTML互換のXHTML1.0というのはHTML4.01と等価ではなく、HTML4.01文書に劣るのではないか、と言うことです。

http://d.hatena.ne.jp/rh-kimata/20080818/1219054249

「text/html で XML 文章を送るのはよろしくない」というのは同意します。まぁ、それはそうでしょう。けれどもそれで XML 文書としての信頼性という話がでてくると ? かなぁ。「XML 文書としての信頼性」を考えた瞬間、それは XML 文書とみなされ、あとは中身でのみ議論されるのでもはや MIME Type は関係なくなる気がします。(つまり、MIME Type はあくまで受け手がどう扱うべきを提示しているものなので、受け手の処理が決めうち (この場合 XML 決めうち) な場合は効果がないように感じる)

繰り返しになりますが、text/htmlとしてのみ送信するなら、そもそもXHTML文書であるある意味がない、という話です。

「text/html として送信すると XHTML 文書であるメリットが失われてしまう」の方が同意できますかねぇ。そのような XHTML 文書でも、XHTML としてはやっぱり valid なわけで、それをもって HTML 4.01 に劣るとするのは若干の飛躍を感じます。
この飛躍を埋めるために広告の話が出てくるのでしょうが、それはそもそもイレギュラーというか、1.広告挿入は XHTML 対応になるべき 2.そういう場合はたしかに HTML 4.01 の方がいいけど一般には影響しないね でしょうな。